Judgment of love
台風(かぜ)の最中ってだけで
紡いでいた言葉を失くしてしまうように
胸に秘めた無数の想い 蹴散らして
未来(あす)の宇宙(そら)を傍観た(みた)

自由だとか正義だとかを 曖昧に
都合の良い時だけ使って 利用して
皆を惑わしている 言葉の悪行(マジック)
本質的なものを今現在出来るだけ 見極めて

焦げつくように 差し違え 滲んでいく
まだ白紙だった頃の 過去(おもいで)たちが
遠回りして 鮮明に甦ってくるよ
あらゆる事に 意味をこじつけたり
でもそこには 一体何の価値があったというの?
ありきたりでも 虚しさだけは当然のように漂う

どう考えてみても キレイゴトだね 
「この一瞬を忘れずにいたい」だなんて
ドラマの世界なんかじゃ 現実は貫き通せない
決まりきった物事は あらかじめ決まりきっている

にわか雨で渇いた喉を潤してから 傷つけばいい
えぐられた爪跡は 深くとも正面向いて
酷だけれども 誰かにすがったまま生きられない
どんな時代にも 悪意は蔓延って伝染していく
キレイ過ぎる世の中じゃ つまらないでしょ?
善悪が混在しているから 均衡は保たれる…

焦げつくように 差し違え 滲んでいく
まだ白紙だった頃の 過去(おもいで)たちが
遠回りして 鮮明に甦ってくるよ
どんな時代にも 悪意は蔓延って伝染していく
キレイ過ぎる世の中じゃ つまらないでしょ?
善悪が混在しているからこそ 均衡は保たれる…
坂井衣澄未
2005年09月27日(火) 02時42分32秒 公開
■この作品の著作権は坂井衣澄未さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
こちらの詞もストック選定となっています。
一貫性のない内容なのですが、あらゆる意味で
この詞の世界をとらえて欲しいなと思います。
意味が通じるからといってそれが必ずしも
それが良いものとは限らなくて、理解不能、
不可解な詞にもその良さを求めたい今日この頃です。

サビは3、5、6段目です。

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