till we stay now
戦い抜くよう もつれゆく
考えている事で 安心出来た日も
雲の行方すら 気になっている
無作為な行動と 意味深な台詞を

この靴を脱ぎ捨てた瞬間(とき)こそ
捨て身になって 反発しながら
閉ざした心の奥底で もがいた
限界の…そう 最果てまで

自分を信じられなくなったから
他人(ひと)も目障りにすら感じた
気休めの 緩やかな坂道を錯綜して
イカレ狂った妄想癖みたいに
期待は募って 高まって 荒ぶって
爆発してもなお 吹き飛ばされずに

予定調和が嫌いだったから
何もかも衝動的に過ごした 幼き日
ぶつかりあい 傷つけあう事で
心の穴を塞いでいた 誰にも触れられぬよう

埋もれゆく 自分の影が
折り重なる 人間関係のしがらみと
怒りの矛先さえ 焦点も合わずに合わさずに
失くした大切なもの とらわれ過ぎて

例えばこの先 自分が変わる契機が
訪れたとしても 平静さ保って抑えて
ふとした横顔 見過ごしたかのように
乱れもつれて 動けぬ鉄骨の如く
致命的な無作為な行動と 意味深な台詞を
誰に言うでもなく 胸にしまっていくのか

自分を信じられなくなったから
他人(ひと)も目障りにすら感じた
気休めの 緩やかな坂道を錯綜して
乱れもつれて 動けぬ鉄骨の如く
致命的な無作為な行動と 意味深な台詞を
誰に言うでもなく 胸にしまっていくのか


 


坂井衣澄未
2005年09月27日(火) 23時25分31秒 公開
■この作品の著作権は坂井衣澄未さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
オフでよく対バンさせて頂いている
男性バンドに作詞提供させて頂いた詞です。
男性の視点に立って書く私の詞は大抵強さだけが
前面に出て、本質的な内容が見えないという悪い癖が
顕著になってしまうので、今回は抽象的ながらも
そういった点に注意して書きました。
そして現在この詞をハメてもらっている最中だそうで、
完成が楽しみです。

サビ部分は3、6、7段目と指定しました。

この作品の感想をお寄せください。
合瀬さん、感想を有難うございます。そこのフレーズは高校時代から「いつか使おう」と大切に寝かせておいたものなんです。言霊…に近いのでしょうかね?私自身もこれといった答えは決めていないので、解釈にお任せしたいと思います♪有難うございました。 坂井衣澄未 ■2005年09月30日(金) 19時07分52秒
「致命的な無作為な行動と 意味深な台詞を 誰に言うでもなく 胸にしまっていくのか」ここ、ふと思ったりすることでしたので・・驚きです。どうなるのかな。言霊と何か関係があったりするのかなぁとか考えたりしました。 合瀬 ■2005年09月30日(金) 13時51分36秒
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