無意味 |
いつも 無意味だと嘲笑っては 何も手にできぬまま終わる 今しないのなら いつするというの? 何もしなければ形になんてならないのに 今日も 無意味だと嘲笑っては 何も 変わらないまま この先にあるもの どんなに目に見えていても 遠すぎて 遠すぎて 手をどんなに伸ばしても 届くことはない そのうちに 無意味だと言って手を伸ばすことをやめてしまう 一歩踏み出せば届く距離だということにも 気付かずに 手のひらに冷たい風が舞った なぜ何もせずに 無意味だと決め付けるの? なぜ何もやろうとせずに できないと決め付けるの? 何かを変えたいのなら 何かを形にしたいのなら 一歩を踏み出さなければいけないのに その一歩を踏み出せば 世界は変わるかもしれない いつも 無意味だと嘲笑っては 何もせずにいた 何もしていないのに なぜ無意味だとわかるの? 今しないのなら いつするというの? もしかしたら 明日は訪れないかもしれないのに 無意味だと言って何もしない 無意味だと言って一歩を踏み出さない それ以上に無意味なことが どこにあるというの? |
笠鷺 くう
2006年03月11日(土) 19時40分33秒 公開 ■この作品の著作権は笠鷺 くうさんにあります。無断転載は禁止です。 |
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